【お台場メール】より

四大陸フィギュア　明日から3夜連続放送

2013.2.7 12:32 （1/2ページ）

【お台場メール】１３年ぶりに大阪で開催される「四大陸フィギュアスケート選手権」（２月８日午後７時５７分から３夜連続で放送）。写真はフィギュアスケート選手、羽生結弦（はにゅう・ゆづる）＝２０１２年１２月８日、ロシア・ソチ（フジテレビ提供）

　１３年ぶりに大阪で開催される「四大陸フィギュアスケート選手権」を、フジテレビでは２月８日午後７時５７分から３夜連続でお届けする。聞き慣れない“四大陸”というのは、ヨーロッパをのぞくアジア、北米、南米、オセアニアを指す。五輪と世界フィギュア選手権の次に位置づけられる大会。歴史はそれほど古くはないが、シーズンの総決算となる世界選手権の前哨戦として重要な大会となっている。
　男子は今季ＳＰで世界最高スコアを何度も塗り替え、全日本選手権でも体調不良が伝えられる中、記録を更新し弱冠１８歳で初優勝を飾った羽生結弦（はにゅう・ゆづる）、全日本では羽生に敗れはしたものの、フリーで圧倒的な存在感を示したＧＰファイナル優勝の髙橋大輔、ＧＰシリーズフランス杯で優勝、全日本でも強豪を抑えて２度目となる表彰台に上った無良崇人（むら・たかひと）の３人が出場する。

女子は今季ＧＰファイナル、全日本フィギュアを制し、いよいよ代名詞ともいえるトリプルアクセルの解禁に注目が集まる浅田真央、各大会で安定した成績を残しており、ソチ五輪へ向けて現役続行を表明した鈴木明子、全日本ではＳＰでの失敗をフリーで大きく取り返し、自己最高の２位に入った村上佳菜子の３人が出場する。
　個人的には“エース”髙橋と、“次世代エース”羽生の戦いに注目したい。髙橋に「絶対負けたくない相手」と言わしめた羽生。現在黄金期を迎えているといわれる日本フィギュアスケート界だが、この２人による新たなライバル関係がさらにフィギュアスケート界を輝かし、見ているわれわれを面白くしてくれることは間違いない。（フジテレビ広報部　為永佐知男／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）